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  • 執筆者の写真伊丹西高校放送メディア部

第39回卒業式!

更新日:2020年3月15日

2月28日(金)伊丹西高校の第39回卒業証書授与式が行われました。

放送メディア部からはのんみんとみこっさんの2名が無事卒業しました。現役部員は音響操作と映像記録を担当し、卒業式の感動を裏で支えてくれました。顧問の私は3年生の学年主任でした。放送メディア部のブログで伝えることではないかもしれませんが、大変な状況の中でも卒業式が開けたことを学年主任として嬉しく思います。ありがとうございました。


前日に総理大臣より3月からの休校の要請の発表があったばかりという状況の中での卒業式。午後からはその対応策を決定するための会議をする関係で生徒は13時に完全下校が指示されました。そのため部活動の送別会をする時間もなく慌ただしいお別れとなってしまいました。

現役部員により放送室は飾り付けられ、パーティー用の食べ物や飲み物も用意されていましたが、クラスが解散し3年生が放送室に来たのは下校時間まで残りわずかな時間でした。上映予定だった現役部員から3年生へのメッセージビデオはDVDを渡して自宅で見てもらうことになりました。3人の顧問だけでなく1年前に転勤してしまった副顧問の先生、練習でお世話になったアナウンサーの方や他校の卒業生などにもメッセージをもらい、前日にはみんなで練習したダンスも記録されていた大作でしたが…。また、顧問からも在籍時に参加したコンテストの作品やアナウンス・朗読の発表、Kiss FM KOBEやFMいたみへの出演などをまとめた活動の記録のブルーレイを渡しました。なんと6時間半の超大作です。

ビデオを渡し簡単にお別れのあいさつをしたらすぐに下校時間です。集合写真を撮ることもできませんでした。

また落ち着いたころに改めてお別れ会を開催したいと思います。

のんみんとみこっさんの2人は3年間泣いてばかりでした。嬉し涙もありましたがそのほとんどは悔し涙でした。その悔し涙が2人の心に火をともし続けたのはもちろんですが、その本気の姿を見た後輩たちに与えた影響はとんでもなく大きなものです。顧問の私はこの2人を放送部顧問としての「最高傑作」だと思っています。また、様々な事情から退部することになったお嬢、みちこ、なーさんの3人にも心から感謝しています。放送メディア部39回生はこの5人で始まったことを忘れません。一緒に頑張ってくれてありがとう。


実は卒業式の翌日の2月29日(土)にはいたみホールで伊丹市社会福祉大会という大きなイベントが開催予定でした。国会議員も含むおよそ800名が参加する大きなイベントでした。その司会を卒業生ののんみんとみこっさんの2人が担当することになっていたのです。2人にとっての高校生活最後の晴れ舞台になるはずでした。しかし、新型コロナウィルス感染症の広がりの影響で中止になってしまいました。残念ですが私たちにはどうしようもありません。一刻も早く事態が収拾し、平常通りの活動ができるようになることを祈るのみです。

3月2日(月)は休校前最後の登校日でした。休校期間は部活動をすることができません。しかし、この3月ほど取材や練習などにまとまった時間を使うことができる時期はありません。完全に部活動がストップしてしまうことは避けたい…

そこで急きょミーティングを開き休校期間中の自主練習とLINEなどを活用したミーティングや原稿や脚本づくりを指示しました。緊急事態ということもあり顧問も連絡先を交換し、自宅でできる範囲での活動内容を考えました。

Nコンまで3ヶ月。現在の状況が今後どのように変化していくのかわかりませんが、できることを精一杯取り組んで準備していきます。

日本全国の放送部のみなさんも同じ境遇でしょう。ピンチがチャンスになるようにこの緊急事態を協力して乗り切っていきましょうね。

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